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ミカンの栽培方法
 
ミカンの栽培方法 - ヒロさんのレポート

 先日、市場の荷受けの人にミカンの栽培方法について聞いてきました。

 


マルチ栽培
 最近、ブームになっている栽培法です。マルチという名がどこから来たのかはわからないそうですが...

 特徴としては木の根本にシートをかぶせ(どうもこれがマルチと言うらしいのですが)、雨水等の余分な水分を根が吸収しないようにする……というものです。水分は人工的に与え、計画的に水分量を調整します。水分量を調整することで、ミカンの甘味を引き出すことができるそうです。水分量を調整するというのは、温室ミカンの栽培法と同じで、水分量のノウハウも温室ミカンを参考にしているとのこと。荷受けの人曰く「温室ミカンの栽培法を露地で行えるようにしたものです」

剥皮ミカン
文字通りミカンの木の皮を剥ぐ栽培法です。

 栽培方法といっても、1本の木で1度しかできません。(なにせ、皮を剥ぐわけですから……)。ですから、植え替えや伐採のターゲットになったミカンの木を使用するなので、毎年出荷されるとは限りません。
 では、木の皮を剥ぐことでどんなメリットがあるのでしょう。

 木には、人間の血管と同じような水分を運ぶ機関があります。根から吸収された水分(栄養分)は、その機関を通って幹の方へと運ばれ、そしてもう1度、根に戻っていきます。その機関の順路は、木の中心部では根から幹へ、外側では幹から根へと流れているそうです。木の皮を剥ぐことによって、外側に流れている幹から根に運ばれる水分(栄養分)の流れを断ってしまうのです。そうすると、幹の部分に水分(栄養分)が溜まり、美味しい実ができるというわけです。

おいしいミカンができる地形
 おいしいミカンのできる地形についても聞いてきました。

 私(ヒロ)が読んだ本の中に、「ミカンは他の作物ができないような斜形地でこそ、美味しいミカンができる。近年ミカンが美味しくなくなったのは斜形地から畑田で栽培するようになったからだ」というような文章がありました。
 
 これについて聞いてみたところ……
「昔から、ミカンの有名な産地は、みんな海に面した山の斜面にある。この条件が美味しいミカンを作るのに重要な要素なのかもしれない。海に面した山の斜面には、
  ・太陽の光の海からの照り返し
  ・潮風
  ・気流
  ・日当たり
  ・水はけ

 それら様々な条件が合わさっているのだろう」と言っていました。
 昔、美味しいミカンの取れる産地で海岸の開拓があり、海岸線が埋め立てられ、海と山の距離が遠くなったそうです。すると翌年から、そこの産地で取れるミカンが美味しくなくなったという実例もあるそうです。

 

 ミカンに付く虫
葉につく虫
花に来る虫
実を食べる虫

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