「ことしは表年なので豊作だ」とかいうのを耳にしますよね。俗によく成る年を「表年」、成らない年を「裏年」と言います。表年と裏年の収穫量の差は約2割といわれていますが、価格は表年に暴落、裏年に高騰するというように、差が出てきます。
表年は、木の栄養が果実に回って枝の伸びと栄養分の蓄積が悪くなると、実がつく枝が減ってしまって、翌年は木のほうに栄養が回るのです。この現象が全国的な傾向として「表年、裏年」といえるというのが不思議ですね。とはいえ、必ずしも交互に表、裏となるかというとそうでもなく、裏年が2年続いたりします。寒い年には落ち葉が増えるので、木の成育が悪くなって、花がつかず、裏年になってしまうのです。
産地では表年に果実を摘んで表年と裏年の格差を調整する方法などがとられています。
●ミカンとオレンジの子供、タンゴール「清見」
ミカンのように皮がむきやすいオレンジがあったなら……その期待にこたえたのがミカンとオレンジを交配してできたタンゴール第1号です。その名は「清見」。1979年にデビュー以来、タネが少ない、香りや色がいい、味がいい、と両方のいいところを受け継いで柑橘界の期待の星になっています。でも、皮のむきやすさはいまいちかな。
●11月3日、12月3日は「みかんの日」
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