祝!! 盛岡50号に「さんたろう」という名前がつきました。
盛岡50号というリンゴはどうなったのだろうと思っていました。そうしたら、果樹試験場リンゴ支場栽培生理研究室の別所英男様が、「さんたろうという名前がつきました」と教えてくださいました。
別所さんは、盛岡50号=さんたろうの開発に関わったので、盛岡50号のことを取り上げたこのホームページを見て、とてもうれしく思ってくださったとのことです。
「さんたろう」の詳細はコチラのページを見てください。独立行政法人 農業技術研究機構 果樹研究所のホームページの中で、リンゴの新品種として、濃赤色に着色し、酸味のあるリンゴ新品種「さんたろう」が紹介されています。燦々とした色合いで、酸があるから「さんたろう」なんて、いいじゃないですか。
「新しい品種を育成する上で難しいのは、誰にでも受け入れられる品種となると、結局、ふじのような甘い品種ばかりになってしまうことです。現在の品種選抜システム、流通システムの中ではマイナーなものは受け入れがたいということです。紅玉や酸っぱいりんごを愛する人が1割程度いても実際に普及してこないのはこのような現状があるからです。さんたろうは従来の選抜システムとは異なるやり方で品種登録にまでこぎつけたものです。これから、普及の上でも新しいやりかたを考えていかないと消費者の所までいかないかもしれません」と別所さん。
酸っぱいリンゴを1割愛する人がいるということはすごいことだと思うのです。今はとてもニッチな市場のために、製品づくりされている時代なのですから、リンゴだって、酸っぱいリンゴ、岩手県だからこそできる特産のリンゴがあってもよいと思います。「甘いリンゴ」「売れるリンゴ」全盛で、果樹試験場で研究開発している人だって、もしかしたら、本当に作りたいものが作れない状況になっているかもしれません。
酸っぱいリンゴが好きな人、「さんたろう」を応援しましょう!!(2001.1)
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