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ネクタリンのクラフティ

 材料 (直径18cmのフラン型1台分)
コンポート
ネクタリン 中2個
水・・・・・・・・・・200cc
グラニュー糖100g
レモン汁1/4個分
ソース
生クリーム 120cc
牛乳・・・・・・・・30cc
グラニュー糖・・・・・・40〜50g
卵(M玉)・・・・1個
卵黄・・・・・・1個分
薄力粉・・・・・・ 10g
 作り方
003.jpg (15599 バイト) 1. コンポートを作る。ネクタリンは縦二つに切って種を除き、さらに二つに切る(皮はむかなくてよい)。鍋に水とグラニュー糖を合わせて火にかけ、沸騰したらネクタリンを入れ、レモン汁も加えて弱火で5〜10分、柔らかくなるまで煮る(ネクタリンの固さに合わせて調節)。火からおろし、冷めたら皮を除く。そのまま冷蔵庫で一晩おき、味をしみ込ませる。
2. ソースを作る。ボールに卵と卵黄、グラニュー糖を入れ、泡立て器でよく混ぜる。薄力粉をふり入れて混ぜ、生クリームを二回に分けて加え混ぜ、牛乳も加えてなめらかに合わせる。ラム酒を加え、こし器でこす。
3. オーブンは170℃に温める。型にバター(分量外)を薄く塗る。ネクタリンは汁気をふいて縦二つか三つに切り、型に放射状に並べる。ソースを流し入れ、オーブンで20〜30分、ソースが固まって薄く焼き色がつくまで焼く。

★ アツアツの焼き立ても、少し冷めた生温かい状態も、冷蔵庫で冷やしてからでもそれぞれにおいしい。スプーンなどでざっくりと取り分けていただく。

 フランス人に「果物を使った家庭のお菓子といって思い出すのは?」とたずねたところ、ほとんどの人が一番にクラフティの名をあげました。プリンの親戚みたいなものですが、「すが入ったらどうしよう」など、焼き方に気を使わなくてよい点でぐっと手軽です。
 よく知られているのは"さくらんぼのクラフティ"ですが、今回は、真っ赤なつるんとした姿が可愛らしい、ネクタリンで試してみます。

 白い桃に比べて、濃厚かつ締まった身は、焼くお菓子に向いています。それでも生のまま焼き込むと、生クリームなど他の材料の強さに負けてしまい、風味が生きません。シロップで煮てコンポートを作り、一晩なじませてから使ってみたところ、うまくいきました。味が凝縮され、ソースとのまとまりがよくなります。皮も一緒に煮るので、ネクタリンの身がほんのりと赤く色づき、焼くとさらに赤みが増してきれいです。

 コンポートは、冷蔵庫で4日ほどもちます。クラフティのほか、冷凍パイシートにのせて焼いたり、マフィン生地に入れたり、もっと手軽にヨーグルトやアイスクリームに添えたり……と、応用範囲は自由自在。また、熱いうちに保存瓶に入れて固く蓋を閉め、10分ほど煮沸消毒をすれば、長期保存も可能です。彩りがなくなりがちの寒い季節のデザートに、一役買ってくれることでしょう。缶詰では味わえないおいしさを、お試しください。

 合わせる果物を選ばないクラフティ、ぶどうでもおいしくできます。房からはずして洗い、レモン汁をふりかけた巨峰やネオマスカット、ルビーオクヤマなどを、皮ごと焼き込むだけです。皮がはじけて出た汁がソースに混じり、とてもジューシー。ほのかにワインの風味も感じられ、さっぱりとした大人の味に仕上がります。気になる方は、種を除いてから焼いてください。
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