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いちごのミルククリームかけ

 材料 (3〜4人分)
いちご・・・・・・・・・300g ミルククリーム
  粉ゼラチン小さじ1
  水・・・・・・・・大さじ1
  牛乳・・・・・・・・180cc
  生クリーム・・100cc
  グラニュー糖・・30g
  バニラのさや1/2本
 作り方
1. 粉ゼラチンは分量の水にふり入れて混ぜ、10分ほどおいてふやかす。
2. 小鍋に牛乳と砂糖、バニラのさやを縦半分に切って入れ、火にかける。砂糖が溶け、沸騰直前になったら火からおろし、ゼラチンを加え、へらで手早く混ぜて溶かす。バニラを取り出し、生クリームを少しずつ加えて混ぜる。
3. 鍋の底を氷水にあて、混ぜながら冷ます。ゆるくとろみがついたら小さいボールなどに移し、冷蔵庫で冷やす。固まりかけてきたら、スプーンで混ぜてなめらかにし、再び冷蔵庫へ。この作業を数回くりかえし、約2時間冷やしてとろりとしたクリーム状に仕上げる。
4. いちごはへたを取り、二つか四つに切る。器に盛り、クリームをかけていただく。

★ バニラのさやがなければ、エッセンスでも。
★ クリームは冷蔵庫に入れ、2、3日中に食べきるようにしてください。使う前にスプーンでよく混ぜると、なめらかな状態に戻ります。

  いちごは、色と形の愛らしさもご馳走のうちです。つぶしてしまうのはなんだか申し訳ない。ちょっとなつかしいミルク風味のクリームをかけて、そのままの味を楽しむことにします。

 パリに住んで50年、という親戚がいます。5月に訪問すると、食後には決まっていちごが登場。フランス産の、おいしい品種が出回る頃です。めいめいの小鉢には、不揃いな実がごろっと無造作に盛られ、テーブルの中央には1kg入りの砂糖の箱と、サワークリームに似た、とろみのついた生クリームの1リットルパックが置かれます。各自、好みの味つけでいただくというわけです。カロリーを気にしてチビチビ生クリームをよそっていると、「遠慮しないで!たっぷりがおいしいのよ」との指示が。素直に従うと、普通のいちごが上等のデザートに一変します。手間をかけていないのに、と嬉しくなります。

 これをヒントに作ったミルククリームです。生クリームのみだと少し重いので、牛乳を加えてさっぱりと仕上げました。いちご以外に、バナナとの相性もなかなか。一口大に切った焼きっぱなしのスポンジケーキを添えれば、テクニックはなくとも「ショートケーキ」が楽しめます。

 あちらの料理雑誌でよく目にするのが「いちごのマリネ」。いくつか試してみた中で、おいしかったものをご紹介します。

 へたを取ったいちご8〜10粒(約100g)を二つに切って器に入れ、甘口の白ワイン大さじ1と1/2、グラニュー糖大さじ1、レモン汁小さじ1をふりかけます。軽く混ぜ、冷蔵庫に入れて約1時間、砂糖が溶けて、底にきれいな赤い色のシロップがたまるまで待ちます。そのままグラスに盛ってもよし、ミルククリーム、ヨーグルトと合わせてもよし。シロップもおいしいので、必ず一緒にかけましょう。チョコレートケーキに、ソースとして添えるのも一案です。
「フランスは日本に比べて、果物の四季がはっきりしている。春以外にいちごのケーキを見ることはない」なんて話は、ひと昔前のこと。今は冬の朝市にも、あたりまえのようにいちごは並んでいます。技術、品種改良や,輸入による成果だそうです。

  それでも、日に日に目に眩しくなるつややかな赤は、春の気配を感じさせてくれる色であることに変わりはありません。
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