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★三島 和雄さん(フードストアケイアール、JA京浜東北線大井町駅 荏原支所)
7年前に大井町駅から徒歩8分の所に店を出し、やっと軌道に乗りました。食品と野菜とタバコがそれぞれ3分の1位の売上げですので、八百屋といっても食料品店という感じです。隣に座った友達と話しすぎて授業のじゃまをし(会場笑い)すみませんでした。来年は頑張りたいと思います。 |
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★遠藤 敏雄さん(青果久七、千葉県市川市、大田支所)
この1年間みなさんと一緒に勉強できてよかったと思います。テレビでいう野菜情報と八百屋塾で入ってくる情報とがかなり違うと実感しています。テレビの内容は味が薄いが、ここで聞いている情報は中身が濃いので、その点がここへ来てよく分かりました。一番印象が強かったのは、トマトの試食の時に食べ比べてみて味の違いを知ったことです。なぜこのトマトはあちらのトマトよりが高いのかということがよく分かりました。 |
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◇矢長謙三さん (馳走 そつ(←「口」偏に「卒」)啄、東京都中央区銀座6丁目)
板前をしています。野菜に1年前からはまり、野本さんの本を読み、ここを紹介してもらいました。自分でいろいろ食べ比べて味覚の感度を上げることは何年もかかることですが、ここでいろいろな野菜を食べ比べて、いろいろな経験をできることがすごくうれしい。野菜のいろいろな情報が入手でき、将来に役立つことなので非常に勉強になりました。 |
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★中島 歌子さん(東京都青果物商業協同組合多摩支所勤務)
プロの先生方の専門的な話を伺い、感謝しています。青年部が考えた「八百屋は健康応援団」「菜食兼美の野菜果物を毎日食べましょう」というキャッチフレーズを本部の許可を得て支所でも使わせていただいています。毎月支部長会のときに「おあじはいかが」という本を配りますが、前回は4月号にのっていたミカンの料理を作って支部長さんたちが弁当を食べる時にデザートとして出しました。それとミニトマトのサラダを作ったのですが、ここで勉強した時にミニトマトは皮がかたいからということを伺っていたので、味がしみやすいように皮をむき、ハーブ入りドレッシングに漬けておいて出しました。本を目で見ただけだと印象に残りませんが、このページのこれを作りましたということで本を見せ、「トマトは皮をむくと安いトマトでも高級な味になるし、ちょっとハーブを入れるとお客様にも出せるレストランなどの本格料理になる」と説明しました。八百屋塾で学んだことを皆さんに伝えていきたいので、今、学んでいることに対してすごく感謝しています。 |
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★西澤 好晴さん (三金、目黒区原町、最寄り駅目黒線西小山駅、城南支所)
ここ何年かで自分の夢がはっきり描けるようになりました。これは八百屋塾に来たことが関係していると思っています。人々が幸せになるということが私の夢、とはっきり言えるようになりました。自分の職業である八百屋を通して人々を幸せにすることができる。八百屋という商売ができてよかったと最近すごく思えてきて、そういう思いをさせてもらったのが八百屋塾であり、江澤先生であったということです。人を幸せにするために、これからも一生懸命勉強していきます。 |
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★市川 純子さん 三金(同上)
私は消費者の立場で安全な野菜を求めて宅配をとったりしていたのですが、三金を知って「こういう八百屋さんを守っていきたい」と思い、手伝いを始めました。娘が喘息をもっていたので食べて健康になるということを目標に料理の勉強をしています。フランス料理やイタリア料理の勉強もしていますが、マクロビオティックといって、玄米と穀物と野菜だけで作る料理教室がすごくはやっていることに驚かされています。そういうところは若い人が多く、みなさん肌がきれいなのでびっくりします。野菜の消費量が減っているといわれますが、野菜は着実にとらえられていますし、フランス料理でも野菜が主流になってきています。ですから、絶対に野菜はいいと思います。消費者は何を求めているかといえば、おいしい野菜です。「母親たちの勉強会」で八百屋塾で学んでいる八百屋という立場で講師を務めましたが、お母さんたちは本当においしい野菜を求めていて、そういう野菜を売る八百屋がないと嘆いていました。八百屋塾で勉強している八百屋をもっと増やし、アピールしていければと思います。日々手伝いをしていると仕事は肉体的にも時間的にも大変です。利益を出すのは本当に難しい商売だと毎日思います。でも、月に1度、八百屋塾に来て江澤先生から「八百屋は野菜の伝道者。食べさせて野菜のおいしさを伝えていくのが役目」といわれると、あ、そうかと思ってまた頑張る気が出ます。ここは灯台のような所だと思っています。光を当てていただき、それに向かっていくような気持ちです。野菜の知識をいっぱいもっている素晴らしい八百屋さんにも会えて本当にうれしいです。 |
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☆草間 寿子さん((株)ワーズワークス、港区、一般)
2年目を修了しました。八百屋塾にどうして来ているかという話をします。こんなに野菜が注目される前から、私は野菜に対して関心が高かったと思います。それはなぜかといえば高校時代の大の親友が岸朝子さんの娘さんだったことが大きい。岸朝子さんとは40数年のおつきあいです。私は卒業してからコピーライターをして20年位前に事務所を作り、岸さんに取締役になっていただき、今は同じビルの隣の部屋にいて、一緒によく仕事をしています。岸さんの昔からの口癖は「野菜が足りない」「食のバランス」でした。それで日本の食卓には野菜が足りないのだとずっと思っていました。4〜5年前、日本ベジタブル&フルーツマイスター協会の立ち上げを手伝ったのも、野菜が足りないという状況に対して役立つことができるかもしれないと思ったからです。その時に、初めて江沢先生にお目にかかり、なんてすごい方がいるのだろう、マイスターとか野菜のソムリエというのは江沢先生だと思いました。マイスター協会は軌道に乗り、イメージキャラクターの起用も大成功で広がっているとは思うのですが、江澤先生をソムリエだと思っていると、やはりちょっと違うという気がして手をひきました。私はもともとコピーライターなので広告屋です。広告屋は最終的に消費者が動かないと仕事は評価されないわけなので、どんなに野菜がいいよといっても、買ってもらい、消費が上がらないとゴールに達したとはいえません。どこかに突破口があるのだろうけれど、消費を伸ばすための答えはまだ見つかっていないし、突破口がどこにあるのか分かりません。それを考え続けたいので、来年度も勉強したいと思っています。 |
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☆久喜 佐記子さん(文京区、一般)
八百屋塾のことが「栄養と料理」に紹介されていて、私の実家も八百屋だったもので、野菜のことを勉強したいと思って参加しました。大学の大先輩でもある岸さんの話を伺い、考えていることは同じだと思いました。八百屋さんは町の栄養士であり、調理師でなくてはいけないと思うのです。そのためにはやはり新聞とかテレビとかいろいろな情報がありますので、常にアンテナを張って自分のものにしていただきたいし、野菜の料理も簡単なものを教えていただきたい。今のお母さんたちは簡単なものが分からないのです。今は野菜を食べろという以前に食事そのものも変えていかなければいけないかと思います。そういう話をできるのも八百屋さんだと思います。もう一つお願いですが、日本の農業を守っていくうえでも、せめて八百屋さんは地場のもの、日本の食材を丁寧に扱っていただきたいと思います。私は文京区に住んでいますが、「八百屋塾」の看板がある店は少ない。常に看板がある店を意識して通いたいと思います。 |
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★斉藤 寿一さん(オフプライス、北区、葛西支所)
私どもの会社はカップラーメン、インスタント食品、缶ドリンク、調味料などの卸の会社ですが、最近小売を始め、野菜を手がけています。ジャムでも何でも瓶の後ろに必ず成分が書かれ、それを見て商品の安全性を確認するわけですが、青果物は自然のものなのでそういうものはありません。商品が体によいのか、安全なのか、健康を増進するものなのかを取り扱う人が知っていなければいけないわけで、青果物が安全だとしてどの程度おいしいものなのか、いわゆる青果物の氏素性が分からないとお客様に納得してもらって販売できません。そうした知識をこの場で得られるのでありがたいと思っています。 |
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☆山本 哲生さん ほうすい園(京王線仙川駅、池上線長原駅)
オーガニックの野菜を中心に食料品を扱っています。2店とも前のオーナーさんが高齢になり、引き継いだ形で営業しています。野菜の販売には素人なので1年間食べ比べとか、八百屋さんの話をきく貴重な時間をもてたことを感謝しています。両方の立地近くに、量販店はあるものの八百屋さんは少なくなっています。八百屋塾の八百屋さんのように、工夫して勉強している店が近くにあれば、自分も毎日のように通って店頭をのぞいてみたいと思うのですが残念ながら近くにそういう店はありません。うちの店では特殊な野菜を扱っているので販売する種類が限られます。自宅を新築した時に建材の揮発物でアレルギー反応を起こした化学物質過敏症のお客様に提供する野菜を吟味しているところです。JAS有機の野菜でもショック反応が出てしまって調べてみると、JAS有機で許可されている肥料に鶏糞などが入っているため、アレルギー反応を起こしていました。深谷ネギも無農薬無化学肥料と表示してあっても、その方に提供したら呼吸困難になったということがあります。それも3年前の秋に殺菌剤を使ったというのが分かりました。そういう方の反応を知るほうが危険なものが氾濫しているという感じがします。
大田市場の個性園芸コーナーからも仕入れていますが、個性的な野菜が少なくなっています。効率を追求するあまりに量販店向けの産地、生産グループの野菜が徐々に増えてきました。もう一つ、日本の消費者が食べる青果物がほとんど輸入物になっていくことに対してものすごく危機感を覚えています。目に見えないところで動きがあるようです。 |
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☆成田 国寛さん Radixの会(らでぃしゅぼーや環境保全型生産者団体、板橋区、一般)
らでぃしゅぼーやに出荷している生産者団体及び個人の生産者のための会、ある意味でNPOに近い団体で農業関係の調査研究を担当しています。八百屋塾という勉強会が精力的に行われていることをインターネットで知り、参加を申し込みました。
私は農家の次男に生まれ、愛知県はキャベツ、タマネギの産地なので、子供時代はキャベツ、タマネギばかり食べさせられてました。だから、八百屋さん果物屋さんをうらやましいとずっと思ってました。なぜかといえば、店頭にいろいろな野菜があって食べられるからです。家ではキャベツが旬になれば毎日キャベツばかり。子供の時からキャベツの千切りを丼一杯毎日食べてました。野菜をたくさん食べていたおかげで健康になったのだと思います。大学を卒業後は食品会社の研究所に入ってバイテクを研究し、らでぃっしゅぼーやのおおもとになる「日本リサイクル運動市民の会」で養殖を担当、その後、有機JASのことに関わった後に、肥料会社で2年間主に土壌分析を行い、現在の団体に入って5年目になります
ここで学んだことをRadixの会の毎月の勉強会でも伝えています。生産者は自分の作っている野菜を食べ比べしないので、八百屋塾の話をするとみなさん興味津々でかなり関心をもってくださいます。初心に戻って、今後は味の伝道者になれるように頑張っていきたいと思います。 |
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★佐藤 信二郎さん(サトウ青果、市谷薬王寺町 神田商組)
江澤先生が食べ比べとよくおっしゃるのですが、八百屋はなかなか食べ比べができません。でもここで食べ比べしてみて、味の違い、産地の違い、自分が食べてみて一番うまいものを頭に入れています。一般にうまいといわれるものと、自分が食べ比べてうまいものとは舌の感覚は違うので、それをなるべくお客さんに伝えていきたいと思ってます。 |
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★増渕 昭人さん(杉本青果店、足立区千住旭町、北足立支所)
いままでは店で売るだけで、店に置いてある品物がどうしてこんなにうまいのかということがあまり分かってなかったんですね。ここに来るようになって食べ比べてみて、うまい、まずいが分かるようになってきたのですが、お客さんに「これをこうやって食べるとうまいよ」と話して売るんですが、この前「きいた通りに食べたらおいしかったよ」と言われ、すごくうれしかった。ここへ来るとそういうのを教わるのでこれからももっと勉強したいと思います。 |
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★石塚 巌さん(石塚青果店、荒川区西日暮里1丁目、北足立支所)
毎年参加しているのですが、自分で何が一番変わったかというと、八百屋という商売が好きになったことだと思います。商品の食べ比べをしてこういうものがおいしいのだということが分かると、それをお客さんに伝えることができるようになり、お客さんから「八百屋さん、この間の野菜、おいしかったよ」と言われると、すごくうれしいんです。野菜は奥が深いものなので、もっと勉強していきたいと思います。 |
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★荻野 保宏さん(荻野青果店、足立区足立1丁目、北足立支所)
これで2年目です。この間八百屋塾でネギの時に赤ネギを食べて、すごくおいしいと思って次の日現場でナヤんでいたので、それを並べるようにしたのですが、その数日後にNHKがこだわりの野菜で赤ネギを紹介して、「この八百屋さん、赤ネギあるじゃない」といわれました。「勉強会で食べたらおいしかったから並べたんだ」といったら、「お兄ちゃん勉強してるのね」(会場爆笑)とほめられ、「トマトを○○で食べたいのだけど、どのトマトがいい?」「じゃ、この静岡の桃太郎がおいしいよ」とか、「ちょっと酸味があるんだったらこっちのトマトのほうがおいしいよ」といった会話ができるようになりました。お客さんが信用してきいてくれるんだなと思うようになり、八百屋塾は月1回早起きするのは大変だけど勉強してよかったと思います。 |
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☆柳 厚栄さん(一般参加)
私が八百屋塾に参加したのは、将来、飲食店をしたいと思い、役立てたらという思いがあったからです。ここで食べ比べた野菜をできれば家に帰ってからも調理に利用したいとは思うのですが、なかなか忙しくてできていないのが実情です。来月から、ここで食べた野菜をどう調理したらおいしくできるかということを研究したいと思っています。希望ですが、調理法をもっと教えていただきたい。その方が八百屋さんも今以上によりよいサービスが提供できるのではないかと思います。 |
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★柳 正之さん(イタリア料理店タパスタパス、一般参加)
ふだんはレストランでコックをしています。ここに来てから野菜に対する考え方の比重が変わりました。いままでならば品種で使い方を分けていたりとか、火の入れ方を考えたりとかしていましたが、ここへ来て「産地の違い」が加わったので、また悩んでしまいます。ふだんならば業者に頼んで発注して配達してもらっていたのですが、産地によって味の差がずいぶんあるので、さてどうするかということでちょっと考えちゃいます。 |
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★山形節子さん 山形青果(東武東上線中板橋、淀橋支所)
私はいつもレジに入っていて、お客さんを捌くのが精一杯で、お客さんにいろいろきかれても説明することができなかったのですが、これからは江澤先生の言う通りにいろいろなことをきかれても答えられるように伝道者として頑張っていきたいと思います。 |
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★会田 正仁さん(山八青果店、北足立支所)
父が八百屋をしていて産地とか食材にこだわって仕入れてくるのですが、スーパーや量販店みたいに、トマトでもいろいろな県のものを並べることは現状できません。食べ比べてみたいと思っても種類が多くて買えなかったのですが、こちらに来て食べ比べをして味のよさが分かるようになりました。ありがとうございました。 |
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★藤岡 輝好さん(藤岡食品(株)、横浜市、神田商組)
店舗はないのですが、納め業務をしていて、病院、老人福祉施設などへの納入が80%位です。種苗会社の農場で研修生をした後、この商売に入りました。数年前に野菜に目覚め、健康を売っている商売と感じて仕事をしています。少しでも皆さんに野菜のよさが伝わればという基本姿勢でやっています。病院の栄養士さんなどとも話をして理解してもらえるようになりました。江沢先生など諸先生方のご指導のおかげです。健康を売る八百屋でありたいと思っています。来年も仲間を連れてきていろいろな展開をしたいと考えていますので、ご協力お願いします。 |
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★石山由美子さん(八百竹、西武池袋線清瀬駅、神田商組)
3代続く八百屋をしています。マイスターの学校でクラスメートから八百屋塾のことを教えてもらいました。今年1年生で入り、野菜の奥の深さと知識の大切さ、大事さを自分なりに収穫できたと思います。野菜の認識がこの1年でずいぶん変わったのは事実です。自分の代になった時に、自分のカラーを出したいと思いましたが、何の色を出していいのか、どんなことをしていいのか、全く分からない状態で、ここに来ましたが、この1年で荒井先生のパブリカの煮びたしを食べてから、エーッ、こんなふうにおいしく食べられるのだとヒントを得まして、1日1品野菜を使ったレシピを店におくようにしました。若い人に食べてもらうために、野菜果物を籐のかごに入れ、おいしそうに、新鮮に見える、食べたいという気持ちにさせるようなレイアウト、ディスプレイを工夫しています。たくさん山積みにするのでなく、少しずつ出して補給をどんどんするというシステムに変えたりとか、レシピを作ったり、こちらで食べ比べをした翌日にはその商品を入れてお客様の目をひく展開をしています。うちの周りはまだ田舎なので地場野菜がよくとれます。以前は良し悪しとか、おいしいまずいの評価だけでしたが、今はどういう作り方をしているかというのに興味があり、生産者を訪ねていろいろ聞いています。トウモロコシの時期には、朝早く行って自分が軍手をしてもいで、それを1時間もしないうちに店頭に出して売ります。そうするとお客様も「この間食べたトウモロコシおいしかったよ〜」とか言ってくださいます。来年度は2年生ですが、まだまだいろいろなことを吸収したいと思っています。 |
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★中村光志さん(都営三田線西巣鴨駅 マルカン神田、豊島支所)
この仕事をする前は食べず嫌いもありましたが、野菜は嫌いだったんですよ(笑)。おいしい野菜を食べるようになったら、嫌いなのも少なくなったので、もしかすると食べず嫌いというのはおいしい野菜を食べるようになればなくなるのではないかと勝手に思っています。今まではおいしいよとか甘いよということしか言っていなくて、お客さんはそれでは納得しないので、もっと細かい説明ができるようにしなければと思っていたのですが、この勉強会で学んだことを説明できるようになったのですごく勉強になっています。個人的にはもっと果物もとりいれてもらえるとありがたいです。 |
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★若月 栄子さん(グリーンコープ 若月青果、京葉線稲毛海岸駅 大田市場)
稲毛海岸駅からバスに乗っていく団地の中の八百屋です。周りの団地が高齢化していてお客さんも結構年配の方が多いです。八百屋を始めた当時は小岩でしたが、立ち退きのため千葉に移りました。お客さんとの会話の中で生活習慣病的な話題が多く、それがきっかけとなって、服部栄養学校に行って栄養士の資格を取りました。その勉強の中で野菜のソムリエを知り、そこにも行きました。また、「栄養と料理」という本で八百屋塾を知りました。農業を発展させるためにはある程度高い値段で買ってあげなければ、農家は減少してしまうだろう。でも、八百屋をやっていると、少しでも安く仕入れて安く売りたい。その狭間で悩みながら商売しています。研修でヨーロッパなどいろいろな国を見てきましたが、やはり日本の農業のことが心配です。なぜ日本の八百屋さんはこうなのだろうという疑問もあります。もっと団結し、一つの大きな流れを作って消費者にアピールできればいいのではないかとここ数年感じています。食育という言葉が一人歩きしている中で、消費者と生産地、その間に八百屋さんが頑張って売っているというのがあまり活字としても出てきていないような気がしています。そんな中で頑張ってやっていこうかなと思っています。 |
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★飯島 有三さん(日本農業新聞)
八百屋塾は2年受講させていただきました。よかったと思っているのが2点あります。一つは食べ比べができたことです。最近私は外へ出て取材する機会が増えましたが、産地に行けばその産地のものしか食べられないですし、時期によってはそのものを食べないまま、伝聞をもとに味のことを書くこともあります。ここでは各産地のものをいながらにして食べ比べでき、貴重な経験をしたと思っています。
もう一つは、町の元気な八百屋さんがたくさんいると知ったことです。戦後の日本の農業は、大量生産で、安く大量出荷という売り方をしてきたのですが、それは大きなスーパーを対象にしてきたものだと思います。日本の量販店が低迷し、外国資本のスーパーは撤退、高級でうまい野菜ならば売れるだろうと参入したユニクロも失敗した。そういう中で、八百屋さんは自分た仕入れた野菜について、おいしい理由を説明して販売できる。消費者が求める売り方ができるのは八百屋さんだと思います。日本の農業も大量生産で安く売るやり方では、それよりさらに安い海外産が入ってきたときにだめになってしまう。町の八百屋さんと連携していくような物づくりをしていかなければいけないのではないかということを感じています。 |
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★晴山和さん(東京都青果物商業協同組合)
野菜は大好きなので結構食べています。本部で事務をしていても、八百屋さんと関わることも市場の様子もないので、どんなことを皆さんが考えているのかということでこちらに参加させていただきました。今日は皆さんの話を伺って、とても参考になりました。 |
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◎荒井慶子先生
私はこの仕事に携わってン十年です。もともと西洋料理で、日本料理は身に付いていないのがコンプレックスになっていて、いまだに煮物などは非常に神経を使います。とてもおいしいのだけどどうやって煮たのですかときかれ、あら、ふつうに煮たのですよと答えたものの、よく考えてみると煮物は「さしすせそ」で味をつけないとだめということが実感できました。「さしすせそ」の順番に味をつけたのと、全部調味して下ゆでしたのを煮たのとたいして変わりがないというのが出ていて、そうかな〜と思ったのですが、ここのように食べ比べということをしていませんね。経験を積んでいくと味の違いが分かります。食べ比べという、本当に基礎的なことをさせていただくようになってから、ゆでるというのでもただゆでるのではないのだということをつくづく思います。葉物をゆでる時、あくのないものとあくの強いものとはゆで方を変えるべきです。お湯の量にしてもあくの強いものは10倍以上のお湯があった方がいいということと、入れた時に温度は85度位まで下げて沸騰までの時間を1分〜1分半とかおくと、ゆでているお湯の色が変わってきます。あくが沸騰までの間に出てきます。そういうことを気付かせてもらったのは、こういう非常に単純で奥が深い仕事をさせていただいたからかなぁと思います。
ピーマンの揚げびたしは、江沢先生が生産者からきいた料理です。先生はいつも「あなたたちはどうやって食べているのですか」と聞くんですね。素揚げをして薄めためんつゆに漬けておくと、常備菜として酒の肴にもごはんのおかずにもいいよと教わりました。
レンコンをみそ汁にすりおろして入れて食べるとか、レタスのみそもみなども生産者から教わった料理です。 |
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◎上原悠子先生
西武線の富士見台に住んでいます。八百屋さんに行って「こういう勉強会があります」と紹介しますが、その店は2人だけの営業で忙しいので、個人レッスンしてあげてお野菜をもらったりしています(会場笑)。ただ私の自己満足かもしれませんが、そこの八百屋さんがだんだんよくなってきているので、私の力もあるかなと喜んでおります。それと、今日、皆さんのお話を聞いてとても参考になりました。 |
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◎鈴木寛先生
大田市場に平成元年から約17年、今年2月から昭島の西東京青果へ出向しています。出会いを大切にしたいと常々考え、昭島に行って「こんな所でこんなふうに頑張っている人もいるのだな」と感心しています。周囲を見ると、武蔵村山、所沢など畑がいっぱいあります。全国を飛び回っていたのに、足元を意外に見ていなかったと思います。農業は首都圏ではいろいろな不利があり、市場としてどういう形で援助できるかと考えています。
出会いとともに大切にしたいのは貢献です。まずできることとして市場の掃除をしています。その時に小売屋さんが私の所にきて言いました。現場の人が平気でタバコを吸っているが、食べ物商売をしているんだよねと。そういう思いを抱いている小売屋さんもいるんですよね。
縁があって2年、皆様方と一緒に勉強させていただき、自分なりに成長したと思います
府中近辺では地場野菜で良いものがたくさんあり、都内ではなかなか手にできない野菜がありますので、機会を作ってご提案したいと思います。 |
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◎芦澤 正和先生
八百屋塾に出たのは7回でした。私は70歳をこした時に「くたびれたのでそろそろやめるかな」と言うと、江沢さんがすごい勢いで「70をこしたぐらいでくたびれたとはなんだ。俺より20歳も下じゃないか」といわれ、その後、江沢さんの前ではよけいなことを言わないことにしました(会場大爆笑)。修了式は出席しなくてよいという話でしたが、来ると大変おもしろいお話がきけるからどうですかといわれて来てみたら、感想をお聞きし、大変勉強になりました。私が学校を出たのは昭和25年(1950年)です。その時に教えてくれた先生が「4月はキャベツにトウが立つが、今の春玉のキャベツ(中が黄色くなり、葉が軟らかく水気が多い)はトウが立たないので、4月だけ仕方がないからこれを作っている。それ以外の時期にはこんなものは作らないのだよ」ということを教えてくれました。私も春玉のキャベツはだめなものだと思っていたら、ある時期からキャベツとはこれだよということになりました。中が黄色いのは青臭いものですから当時は嫌われていたのに、最近は健康のためによいといわれ、かつてだめだったものが最高のキャベツになっている。世の中はいろいろと変わるものだと思っています。
白菜は中が黄芯になっていて、これでは白菜でなく黄菜だと悪口を言う人がいますが、これを最初に育成した人は、どこにも売れなくて苦労しました。長野の漬け物屋さんのためだけに作っていたそうですが、やがて日本の白菜を全部制覇するものになったわけです。育成者に「日本の白菜を全部ひっくり返したね」といったら、「あんなもの売れないといわれ、叱られて叱られて。ただ漬け物屋さんのおかげでもっていたんです」といわれました。いい悪いという話は時代によっても変わると思っています。来年度もよろしくお願いします。 |
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◎沢田先生
市場も効率化という中で、量販店をメインにするような傾向がここ10年ぐらい続いてきましたが、もう一度原点に戻ろうということで、会社も八百屋塾に協力し私も5年前から3年間こちらで勉強してきました。現在私はサカタのタネに出向しています。江澤先生から食の原点は何か。種屋から考えてどうなのという質問がありましたが、やはり最終的には食べておいしいものをどう提示してくのかだと思います。こういうものを食べてみたい、売ってみたいという消費者(小売店)の声がなかなか産地に届いていないというのが現状です。そういう中で、種の開発は短くて5年、長いと10年かかります。10年たった時にその商品が受け入れられるかどうかが問題になります。私どもの作っている品種の中で食べておいしいだろうという自信作を食べていただき、皆様方の反応を育種の担当にも伝えていきたいと考えています。 |
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◎浅賀隆夫青年会会長
皆さん方の感想を聞いて、野菜が好きなんだなということをつくづく感じました。
身近にある野菜は機能性、調理方法など、勉強することはたくさんあると思います。野菜は不可欠、大事なものであるということを改めて認識し、販売、伝達、教えていっていただきたい。「八百屋塾塾生の店」という幟を自分の店に出して恥じないように、これだけ勉強しているのだということをアピールしてください。 |
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八百屋塾 修了証 授与者 (敬称/略) |
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大田支所 |
遠藤 敏雄 |
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葛西支所 |
田村 市郎 |
竹内 博 |
竹内麻衣子 |
斎藤 寿一 |
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荏原支所 |
三島 和雄 |
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城南支所 |
西澤 好晴 |
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豊島支所 |
中村 光志 |
山本 明夫 |
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淀橋支所 |
貝塚 英子 |
貝塚 早苗 |
山形 節子 |
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北足立支所 |
荻野 保宏 |
荻野 正浩 |
増渕、昭人 |
石塚 巌 |
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荒井 修 |
会田 正仁 |
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多摩支所 |
中島 歌子 |
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神田商組 |
佐藤信二郎 |
澤井 勉 |
高橋 淳一 |
藤岡 輝好 |
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石山由美子 |
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大田市場 |
若月 栄子 |
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一般参加 |
山本 哲生 |
飯島 有三 |
永尾 猛 |
小林 正義 |
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渡辺 智子 |
草間 寿子 |
成田 国寛 |
柳 正之 |
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柳 厚栄 |
久喜佐記子 |
晴山 和 |
横倉 一賀 |
当日欠席者15名 |
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